神経痛・手足のしびれ
当院では、神経痛や手足のしびれについて、専門的な治療を行っています。患者さまの状態に応じて適切な治療を行い、痛みやしびれを軽減させていきますので、まずは当院までお気軽にご相談ください。
主な神経痛・手足の痺れについて
肋間神経痛
肋間神経痛になると、肋骨と肋骨の間を走っている神経に痛みが生じます。痛みは肋骨に沿って生じ、ほとんどのケースで左右のいずれか一方だけに起こります。原因としては、胸椎の変形や肋骨骨折などによる圧迫、帯状疱疹の後遺症、内臓疾患の関連痛などがあります。腫瘍や骨折などの原因疾患がある場合は、その治療を行います。それ以外の場合は鎮痛剤などによる対症療法、理学療法を行い、痛みを緩和させます。
坐骨神経痛
腰から爪先まで伸びている坐骨神経が腰椎で圧迫されると、坐骨神経痛が起こります。電気が走ったような痛み、ビリビリするしびれ、強く張っている感じが主な症状です。多くは腰痛に続いて発症し、やがて臀部や太ももの後ろ、すね、足先などに痛みやしびれ、麻痺が広がり、時には歩行障害を伴うケースもあります。鎮痛剤の内服、貼り薬による治療ほか、神経ブロックや理学療法などが行われます。
手根管症候群
手には親指から薬指までの感覚を支配する正中神経が通っています。そして、手関節の部分でこの神経を覆っているトンネルが手根管です。手根管症候群は、正中神経が何らかの理由で手根管に圧迫されることで起こります。症状としては、手がしびれたりやチクチクと痛み、また物を掴みにくくなったりします。しびれは首の神経の狭窄による場合もありますので正確に診断し、軽度なら内服薬・リハビリなどで様子を見ます。